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IT部門をビジネスクリエイティブ集団に

システムの安定稼働、コスト削減、コンプライアンス強化など、IT部門の「作業」は年々増加しています。
しかし、新規事業や新技術の立ち上げなど、企業力強化のうえで不可欠なものは、IT部門の「知恵」です。
IT部門がビジネスクリエイティブ集団に生まれ変わるためのヒントやトレンド情報をご提供いたします。

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  • IT統制

2022.04.26

 更新日:

2022.04.26

全2回 『第1回IT基礎知識チェック』 《連載:第2回》 残るは5問!『第1回IT基礎知識チェック(後半)』

『第1回IT基礎知識チェック』もいよいよ後半。残り5問、どれもデジタル時代のIT担当者なら間違えられない問題ばかりです。引き続き全問正解を目指して挑戦してください!

【第6問】情報セキュリティの3大要素は?

情報セキュリティの3大要素は「機密性」「完全性」、あと1つはどれでしょうか?

(1)可用性

(2)使用性

(3)保全性

情報セキュリティの3大要素は「機密性」(Confidentiality)、「完全性」(Integrity)、「可用性」(Availability)の3つ。

順番に説明すると、「機密性」は限られたユーザーのみアクセスできるよう制限を徹底すること、「完全性」は情報の正確さ及び完全性を守ること(不正な改ざんや攻撃などから情報を守ること)、そして「可用性」は、ユーザーが必要なときに安全にシステムやサービスにアクセスできる環境にしておくことを意味します。

いずれも情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の基礎となる要件で、それぞれの頭文字を取って「CIA」と呼ばれることもあります。

ということで、正解は(1)です。

【第7問】ITILとは?

「ITIL(Information Technology Infrastructure Library)」についての説明として適切なものはどれでしょうか?

(1)ITサービスを適切に運用・管理するために実現すべき項目を規格化したもの

(2)プロジェクトマネジメントに必要な基礎知識を体系化したもの

(3)ITサービスマネジメントにおける成功事例をまとめた書籍群(フレームワーク)

(1)はITサービスを提供する組織の運用・管理体制が適切であるかどうかを評価するための認証基準「ISO/IEC 20000」、(2)は国際的なプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK(Project Management Body of Knowledge)」の説明です。

ITILの目的を簡単に言うと、ITサービスマネジメント(ISTM)のクオリティを向上させること。2019年にリリースされたITIL 4では、DX時代に相応しい柔軟性と迅速性を備えた「サービス・バリュー・チェーン」という概念を取り入れ、システム運用だけでなく企業全体の変革を目指してサービスを適用できるよう変化しています。

ということで、正解は(3)です。

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【第8問】DX推進の基礎ITツール「RPA」とは?

DX推進の基礎ITツールのひとつ、「RPA」の説明として適切でないものはどれでしょうか?

(1)営業リスト作成に必要なWebでの見込み客企業の抽出やリスト入力作業を自動化できる

(2)新入社員向けのPCキッティング作業を自動化できる

(3)物流倉庫での荷下ろしや搬出などの属人的作業を自動化できる

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、資料作成やWeb検索、マスタ登録、メール送信といった定型的なパソコン作業をソフトウェア型ロボットで置き換えるITツールです。産業用ロボットのように物理的な作業を自動化することはできません。

(1)は一般的なRPAに実装されているクローリング・スクレイピング機能の説明です。また、RPAはアプリケーションのインストールやアカウント設定といった作業も自動化できるので、(2)のように多くの企業でIT部門(情シス部門)の負担となっているキッティング作業もロボットに任せることができます。

ということで、正解は(3)です。

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ユーザー登録やアカウント発行も強力支援――RPAで自動化できるシステム運用管理業務とは?【前編】

【第9問】プログラミング不要のアプリ開発手法は?

プログラミング言語を使わずにWebアプリケーションを開発する手法を何と呼ぶでしょうか?

(1)ローコード開発

(2)ノーコード開発

(3)スクラッチ開発

(1)のローコード開発はソースコードをほとんど書かずにシステム開発を行う手法、(3)のスクラッチ開発はパッケージなどの土台や雛形を利用せず、一から作り上げる開発手法を指します。

ノーコード開発の一般的なやり方はGUI(Graphical User Interface)、つまり画面上のテンプレートをドラッグ操作で組み合わせていくというもの。ボタンやテキストボックスだけでなく、アプリ内部におけるデータ処理の部分も同様のスタイルで開発できます。慢性化するエンジニア不足解消の一手としても注目を集めており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる手段としても有効と言えるでしょう。

ということで、正解は(2)です。

【第10問】ワークアラウンドとは?

ITサービスマネジメンにおける「ワークアラウンド」の説明として適切なものはどれでしょうか?

(1)サービス提供者とサービス利用者の間でサービスの品目や品質に関して結ぶ契約

(2)インシデント発生時の一時的な対応策

(3)サービスデスクが対処できないインシデントを解決するために、上位の組織や担当者に対応を引き継ぐこと

(1)は「SLA(Service Level Agreement)」、(3)は「エスカレーション」の説明です。

ワークアラウンドはインシデントの根本原因を突き止めて解決策を講じる「問題管理」のプロセスの1つで、すぐに解決策を講じられない場合、ワークアラウンドによって被害を最小限にとどめ、その間に根本的かつ恒久的な対応策を実行します。

ということで、正解は(2)です。

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全10問お疲れ様です! 無事に全問正解できたでしょうか?もし間違いや知らない用語があれば、ぜひ参考用に挙げている『SmartStage』の記事もお読みください。それでは『第2回IT基礎知識チェック』でもお会いしましょう!

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