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システムの安定稼働、コスト削減、コンプライアンス強化など、IT部門の「作業」は年々増加しています。
しかし、新規事業や新技術の立ち上げなど、企業力強化のうえで不可欠なものは、IT部門の「知恵」です。
IT部門がビジネスクリエイティブ集団に生まれ変わるためのヒントやトレンド情報をご提供いたします。

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  • Tips

2023.06.01

 更新日:

2023.04.11

全2回 『第2回IT基礎知識チェック』 雑学からDXまで!『第2回IT基礎知識チェック(前半)』

雑学からDXまで!『第2回IT基礎知識チェック(前半)』

第2回目となる『IT基礎知識チェック』。今回もIT担当者なら最低限知っておきたい基礎知識を中心に、話のネタに使える雑学からDX関連まで、バラエティに富んだ問題を3択で出題します。当然ミッションは全問正解。全10問、ぜひ最後までお付き合いください。

【第1問】インターネットの誕生日は?

インターネットの誕生日とされているのはどれでしょうか?

(1)9月15日

(2)10月29日

(3)11月21日

(1)「老人の日」です。1966(昭和41)年から2002(平成14)年までは「敬老の日」とされていましたが、2003(平成15年)年から敬老の日が9月の第3月曜日に移動したことにより、名称が変わりました。

(2)「インターネットの誕生日」と言われています。1969(昭和44)年の同日、アメリカでインターネットの原型であるARPANET(アーパネット)を使って初めての通信がおこなわれたことに由来しています。

(3)インターネットの誕生日と同年の1969年に、ARPANETの公開実験が開始されたことを記念して「インターネット記念日」と呼ばれています。

ということで、正解は(2)です。

【第2問】移動に関するサービスは“〇aaS”?

移動とテクノロジーを融合させた新世代の交通サービスを意味する名称はどれでしょうか?

(1)IaaS

(2)CaaS

(3)MaaS

(1)“Infrastructure as a Service:サービスとしてのインフラ”の略語です。仮想化技術を利用し、ハードウェアやネットワークなど、システムの基盤として必要な機能をインターネットで提供するサービスです。

(2)犯罪目的で作られたソフトウェアをインターネットで提供する“Crimeware as a Service”、または仮想化技術の一つ“コンテナ”を管理するための環境を提供する“Container as a Service”の略語です。

(3)“Mobility as a Service:サービスとしての移動(手段)”の略語です。一般的には、1人ひとりのニーズに対応して、マイカー以外の複数の交通手段を最適に組み合わせ、検索・予約・決済を一括で提供する仕組みを指します。カーシェアやライドシャア(相乗り)、タクシー配車アプリなど、個々のサービスを指して使われる場合もあります。

ということで、正解は(3)です。

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【第3問】システムの処理速度を示す指標とは?

システムに関する評価指標のうち、システムの処理速度を示す指標はどれでしょうか?

(1)ターンアラウンドタイム

(2)スループット

(3)レスポンスタイム

(1)システムの“処理速度”を示す指標です。入力処理が発生してから出力処理が終了するまでにかかる総時間を表わします。

(2)システムの“処理能力”を示す指標です。システムが単位時間当たりに処理できるジョブやトランザクションの件数などを表わします。

(3)システムの“応答時間”を示す指標です。システムに実行指示が与えられて(=入力処理が完了して)から、最初の応答が返ってくる(=出力処理が開始される)までの時間を表わします。

ということで、正解は(1)です。

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システム評価とインシデント管理に関わる指標

【第4問】アジャイル開発とは?

アジャイル開発の説明として正しいのはどれでしょうか?

(1)ドキュメントは不要である

(2)ウォーターフォール型開発よりも早くシステムを開発できる

(3)動くシステムをこまめにユーザーと確認するので無駄・出戻りを減らせる

(1)誤りです。アジャイル開発では“ドキュメントより動くソフトウェアに価値を置く”ことを原則としていますが、まったく“不要”という訳ではありません。実際の開発現場でも、最低限必要なドキュメントを作成して進めるのが一般的です。

(2)誤りです。ただし、アジャイル開発では優先度の高い機能から実装するため、ウォーターフォール型開発よりも早い段階で動くシステムを確認することができます。一般にアジャイル開発は“スピーディー”と言われていますが、“早さ”よりもニーズや要求に柔軟に対応できる“俊敏性”をメリットと考えたほうが適切と言えるでしょう。

ということで、正解は(3)です。

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要注意!アジャイル開発導入前に知っておきたい“よくある勘違い”

【第5問】AI-OCRとは?

DX推進の基礎テクノロジーのひとつである「AI-OCR」の説明として正しいのはどれでしょうか?

(1)紙の文書やFAXの手書き文字などをスキャンするだけでデジタルデータに変換できる

(2)人間の質問に対して自然な文章で回答できる

(3)入力や集計、資料作成、メール送信などのパソコン定型作業を自動化できる

(2)米OpenAIが開発した「ChatGPT」の説明です。

(3)「RPA(Robotic Process Automation)」の説明です。

ということで、正解は(1)です。

↓AI-OCRのデモンストレーション動画はこちら!
https://creo-ocr.com/

前半はこれで終了です。無事に全問正解できましたでしょうか? 引き続き後半の残り5問にも挑戦してください!

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SmartStage編集部

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