#セミナーレポート

今こそ挑戦する時期!「ITサービス管理」の革新手法

  • 開催日:2015年7月7日(木)
  • 会場:品川プリンスホテル

2015年7月7日、東京・品川プリンスホテルにて、株式会社式アイネス・株式会社式クレオネットワークスの共同開催として〈今こそ挑戦する時期!「ITサービス管理」の革新手法セミナー〉が開催されました。セミナーには、中堅から大手企業までIT部門のキーパーソンの方々が多数参加し、進化を続ける企業ITシステムに対してITサービス管理をどのように変革させていくべきか、熱心に耳を傾けていました。

基調講演① 西武グループでのクラウド利活用 <ITインフラとシステム運用業務>

冒頭の基調講演では、株式会社西武ホールディングス 情報システム部のマネジャーである前川芳範氏に登壇いただき、「西武グループでのクラウド利活用<ITインフラとシステム運用業務>」と題して講演いただきました。前川氏は、クラウド時代の情報システム部門の役割の変化を解説すると共に、情報システム部門の業務の進め方について、どのようにして標準化とクリエイティブさを両立させたのか、自社の取り組みを紹介されました。

基調講演② 仮想化・クラウド・モバイル時代のITサービス管理

続いての基調講演として、いくつもの公官庁や企業のシステムコンサルティングを手がけてきた、ITサービスマネジメント コンサルタントの河合直子氏に登壇いただきました。河合氏は、クラウド時代のITサービスマネジメントについて、変化した部分と不変の部分を解説。日本の典型的な組織課題と、今後のITサービス管理における”ビジョン”と”戦略ありきの実践”の重要性を語られました。

業務プロセス管理システム「BizPlatform」のご紹介と活用事例

次に、株式会社クレオネットワークスの執行役員である岩崎英俊(写真左)が登壇し、西武ホールディングスで採用されたITサービス管理システムについて紹介しました。さらに、株式会社アイネス 運用サービス事業部 水谷雄祐(写真右)が登壇し、自社のシステム運用業務にBizPlatformを活用して、業務効率化をどのように実現したのか、運用現場の視点で解説しました。



特別セッション:ITサービス管理の標準化で、導入負荷を下げる現実解とは

セミナーの最後には、座談会セッションとして、西武ホールディングスの前川氏と、ITサービスマネジメント コンサルタント 河合氏が再度登壇、アイネス 運用サービス事業部 運用第二部長である岡 健一も加り、クレオネットワークス岩崎の司会で、ITサービス管理の新たな現実解についてディスカッションしました。ここでは、システム運用にとどまらず、情報システム部門における組織と人のあり方など、さらに踏み込んだ意見交換が行われました。


このように今回のセミナーでは、多くのIT部門のキーパーソンの方々に、クラウド時代のITサービス管理について、いろいろな刺激を与えられたのではないかと思います。また、BizPlatformによるITサービス管理についても、多くのお問い合わせを頂きました。