シンコム・システムズ・ジャパン株式会社
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厚生労働省特定保健指導システムに、クラウド基盤サービス『SmartStageN-CLOUD』を導入

シンコム・システムズ・ジャパン株式会社様
  1. N-CLOUD

シンコム・システムズ・ジャパン株式会社様

企業向けコンピュータ・ソフトウェア製品の開発・販売などを手がけるシンコム・システムズ・ジャパン株式会社。米国で最も歴史のあるソフトウェア企業であり、世界各国の行政・製造・金融・医療・介護・防衛など幅広い分野における情報システム開発を行っているCincomSystems,Incの日本法人である同社は、設立以来35年の実績があり、高い生産性を誇るアプリケーション開発環境「CincomSmalltalk」や、企業競争力の鍵を握る企業向けコンテンツ管理「CincomECM」、統合コンタクトセンターアプリケーション「Synchrony」(シンクロニー)など、すぐれたソフトウェアと最新IT製品を提供しています。 なかでも注目を集めるのが、特定保健指導向け業務支援サービス「CHS特定保健指導」です。これは「、特定健診・特定保健指導」いわゆる”メタボ健診”で、保険指導サービスを提供する指導機関が利用するシステムです。シンコムは、この「CHS特定保健指導」の情報システム基盤として、クレオネットワークスが提供するクラウド基盤サービス『SmartStageN-CLOUD』を導入。サービスの安定性・継続性を向上すると共に、将来の迅速なビジネス成長に対応可能にしました。

サービスの安定性・継続性を向上し、将来の迅速なビジネス成長に対応

アプリケーションや情報インフラにも高い信頼性が求められる健診支援サービス

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代表取締役 石村弘子 氏

日本人のライフスタイルの変化や高齢者の増加などにより、近年、糖尿病などの生活習慣病にかかる人や予備軍が増えており、死亡原因でも生活習慣病が約60%を占めているといわれています*1。そこで2008年に始まったのが「特定健診・特定保健指導プログラム」です。「特定保健指導では、管理栄養士の方が、指導対象者への指導履歴を記録・共有する必要がありますが、そのための顧客情報管理システムが、”CHS特定保健指導”です。コンタクトセンターソリューションSynchronyと米国での保険指導ソリューションをベースにしたシステムで、健康保険組合などに疾病管理サービスを提供する、指導機関・医療機関にご利用いただいています。提供方式はWebサービス版とオンプレミス版があります。保健関連サービスは個人情報のかたまりですから、そのアプリケーションや情報インフラにも、高い信頼性が求められます。私どもでは、国内のデータセンターを利用して、このWebサービス版を提供してきました」(石村氏)

サービスの一時的な停止で、お客様の業務に負担をかけたくない

「このサービスを開始したころは、まだ仮想化技術やクラウドなどが発展途上で、データセンターのハウジングサービスを仮想化せずに利用してきました。しかし、ハードウェアの保守切れが近づいたことから、システム基盤のリプレースが必要になりました」(馬場氏) シンコムでは、次のような課題を抱える中で、移行方式を検討しました。

  • サービスの一時的な停止で、お客様の業務に負担をかけたくない
  • 単なるハードウェアの入れ替えでは、今後も定期的なシステムリプレースが必要

「クラウド環境への移行も考えていました。しかし、パブリッククラウドでは、保健関連の個人情報を置くには、信頼性に不安がありました。一方で、自社でプライベートクラウドを構築するのは、大きなコスト負担になりそうでした」(馬場氏)⦆そこでシンコムが注目したのが、サービスの安定性と継続性の向上が期待できるIaaS基盤でした。

プライベートクラウドの信頼性とパブリッククラウドのコストパフォーマンスを両立

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技術部

部長代理 馬場達夫 氏

シンコムでは、2012年3月末に、システム基盤をクラウド化するという方針を決定。数社のシステム基盤を比較した中で、プライベートクラウドの信頼性とパブリッククラウドのコストパフォーマンスを兼ね備えたクレオネットワークスSmartStageN-CLOUDを選択しました。シンコムでは、SmartStageN-CLOUDの次のような点を評価したそうです。

【SmartStageN-CLOUDを評価したポイント】
  • 中堅企業でも導入しやすい、すぐれたコストパフォーマンス
  • 仮想化イメージの移行が容易なVMwareベース
  • ファイヤーウォールなどの設定の自由度の高さ
  • クラウド環境とは別系統のNASへバックアップ
  • システム拡張の柔軟性・信頼性

「数社のシステム基盤を比較しましたが、SmartStageN-CLOUDは資料がとても分かりやすく、情報がスッと頭に入ってきました」(馬場氏)

クラウドへの移行で、サービスの安定性・継続性を向上

「システムの移行は、すんなりといきました。本番環境は、仮想化していませんでしたが、テスト用に構築したVMwareのイメージがあったので、それを活用してイメージファイルを移すだけで動作しました。エンドユーザーからのクレームは、全くありませんでした。事前にシステム基盤の移設をアナウンスしていましたが、ほとんど気づいていないと思います。サーバのスペックが上がった分だけ、少し体感速度が上がったくらいだと思います」(馬場氏) シンコムはWebサービスのシステム基盤をSmartStageN-CLOUDに移行したことで、次のような導入効果を得られました。

【SmartStageN-CLOUDの主な導入効果】
  • サービスの安定性と継続性を向上
  • システムの導入/拡張の迅速化と効率化
  • 新サービスの立ち上げ時に、小さくはじめて大きく育てることができる

「SmartStageN-CLOUDでは、システムの冗長化・バックアップをIaaS基盤レベルで行うため、信頼性が大幅に向上するとともに、システム開発やシステム運用の工数を大幅に削減できました。これがサービスの安定性と継続性の向上につながっています。さらに、システムの導入や拡張は、とても迅速かつ効率的に行えるようになりましたし、そもそもハードウェアのリプレース計画が不要になりました。ハードウェアのリプレースはSmartStageN-CLOUD側で対応してくれるためです」(馬場氏)

Smalltalkのようなビジョン備えたサービスの提供へ

「クラウドの登場で、コンピュータシステムの利用方法とビジネスの進め方が大きく変わりました。システム導入と拡張が柔軟かつ迅速に行えるおかげで、新しいビジネスを立ち上げ時は小さく始めて、徐々に大きく育てることができます。メタボ健診の現行制度は2013年3月までの予定ですが、今後新しい制度が始まったり、制度の範囲が拡大されたりした場合でも、サービスを柔軟かつ素早く対応可能になりました。当社でも特定保健指導ソリューションや企業向けコンテンツ管理CincomECMなど、SmartStageN-CLOUDでの提供を積極的に広げていきたいと考えています。当社は長年にわたりSmalltalkというプログラミング言語の商用パッケージを提供してきました。最近のタブレットなどのスマートデバイスは、このSmalltalkの開発者であるアラン・ケイの”ダイナブック”というビジョンを実現したものと言えます。仮想化というアイデアを先んじて実現したのもSmalltalkでした。クラウドとスマートデバイスの登場は、このビジョンがいよいよ現実のものになったということです。当社では、今後も生産性が高く柔軟で役立つ、ビジョンを持った製品・サービスを提供していきたいと思います」(石村氏)

  • ※掲載情報は、取材にお応えいただいた当時のものです。
  • ※記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です

シンコム・システムズ・ジャパン株式会社

本社所在地: 東京都港区麻布台2-4-5
創   立: 1976年8月
U R L: http://www.cincom.co.jp
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